優秀な応募者が現れたのにタイミングが合わないという場合もあります。別の応募者を採用した直後だったり、会社として採用したい人材なのにポジションに空きがなかったり、といった場合です。
Google では、2010 年に実験を行いました。ボーダーラインぎりぎりで不採用となったソフトウェア エンジニアの一部について履歴書を再検討したのです。こうした応募者はその後数年の経験を積んでいますし、Google が必要とする人材も変わっていました。
この実験からわかったのは、不採用の人を含めすべての応募者に、この会社に応募してよかったと思ってもらうことが大事だということです。将来、彼らが有望な応募者になるかもしれないのですから。