偏見を持っていること自体、無意識のうちに発生しているということは、「あの時、無意識のうちに偏見のある発言や行動をしてしまった」と自覚できる人はほとんどいない、ということです。つまり、偏見に気付いて指摘できるようになることが、無意識を意識するために欠かせない要素なのです。
Bias Busting @ Work は、Unconscious Bias @ Work の後続のワークショップです。このコースの目的は、社員が意識を行動に移せるようにすることです。シナリオベースのインタラクティブなワークショップ、Bias Busting @ Work では、ファシリテーターの進行のもとに、無意識の偏見が見られる状況について社員同士のディスカッションやロールプレイを行います。参加者は、こうした状況を見分けて効果的に介入する方法を教わります。
このワークショップは、Ada Initiative および同団体が主催する Ally Skills ワークショップを参考にしています。ただし内容は Google 社員に関連のあるものに変更し、Google 社員の実際の経験に基づいたシナリオも用意しました。それぞれの組織のニーズに合わせて、このコンテンツを適宜変更して活用することをおすすめします。
